作り方について
ひとつなぎ
カクテルトマト
約20年間 カクテルトマトだけをつくり続けてきた
ノウハウと想いをのせて皆様の食卓にお届けします。
"ひとつなぎ"の意味
百貨店やスーパーマーケットに並んでいる同じような房どりトマトは、いくつかの茎付きトマトを組み合わせているものがほとんどです。
カクテルトマトは”ひとつなぎ"で収穫できるよう、蕾の段階で実の数や大きさを揃える作業をしています。厳冬期を除いて"一日一果" 上から下まで赤く熟すよう限界まで待ち続け収穫する環境条件を作っていますが、生育している過程の中で花が落下してしまったり、実が柔らかくなり割れてしまったり、最終的に"ひとつなぎ"で収穫できるトマトは限られています。様々なリスクを回避するための要素については、下記項目でご紹介致します。
弊社は、約20年間 カクテルトマトだけに向き合い "ひとつなぎ"に拘り続けてきました。
当然ながら、このビジュアル性・シズル感だけを追求するわけでなく、カクテルトマトの濃厚な旨味をたっぷりと "ひとつなぎ"に凝縮させます。
自然と科学のハイブリッド栽培
カクテルトマトは、とても繊細なトマトです。暑い日、寒い日、風の強い日・・・同じ顔を見せてくれることはありません。栃木県大平町の豊かな恵みを受けながら、生育する過程で日々の変化を感じ取り、私たちはその時のベストな手入れを尽くします。
そのために、以下の栽培手法を取り入れています。
・ ロックウール培地での養液栽培システム
・ マルハナバチを使った自然受粉
・ PRIVA社コンピューターによる一括自動制御
・ ICTを活用した環境情報の遠隔モニタリング
・ 温湯レール暖房方式による均一な温度制御
濃厚な旨味と豊富な栄養価
カクテルトマトは、甘さだけでなく、トマトらしい酸味を残した濃厚な旨味のバランスが整った肉厚な食感が特徴のトマトです。カクテルトマトには、リコピン、βカロテン、グルタミン酸、 食物繊維、ビタミンC等たくさんの栄養成分が含まれていますが、リコピンとグルタミン酸に絞ってご紹介致します。
・リコピン
強い抗酸化作用を持ち、一日の理想とされる摂取量は約15mgと言われています。
カクテルトマトは、桃太郎トマトと比較して約4倍のリコピンが含まれており、約2~3粒で十分に摂取することができます。
・グルタミン酸
旨味成分を引き出す天然の調味料と言われ、加熱調理によって更に旨味成分が増加するとされています。カクテルトマトは、桃太郎トマトと比較して約3倍のグルタミン酸が含まれており、生食以外にも煮込料理・炒め料理 多様な調理シーンに向いています。